Q&A 最近は、大卒入社の社会人等を中心にして …


2009年03月01日 Q.質問
最近は、大卒入社の社会人等を中心にして、職能大学院修士課程への進学者が増えていると言われています。司法試験対策に法務大学院、仕事上の必要性等からMBA(経営管理学修士)を取得するのにビジネススクール、公認会計士の資格を取得するのにアカウンティングスクール、臨床心理士の資格を取得する為に臨床心理学の修士課程へそれぞれ皆様の人生計画に従って御入院(院に入る際は入学とは言わないで入院と言う)される訳ですが、MOTというのを取得する方が知人に居るのですが、これは、何の為に、そして、どういう際に役に立つ職能学位なのでしょうか?MOTの略称の正式名称とその内容をなるべく詳しく教えて下さい。件の人物に聞いてもよく分からないのです。宜しく御願いします。
2009年03月01日 A.回答
MOT(Management of Technology)の略で、技術経営(技術マネジメント)と訳されます。それは、イノベーションの創出を目的とするもので、新しい技術を取り入れながら事業を行う企業・組織が、持続的発展のために、技術を含めて総合的に経営管理を行い、経済的価値を創出していくための戦略を立案・決定・実行することです。歴史的には、1990年代より第三次産業において情報化が企業間競争を左右する流れとなり、企業のIT化が重要な経営課題となりました。このため、IT化に経営者の関与と最高情報責任者の存在が求められるようになり、製造業だけに留まらないあらゆる産業での技術経営教育の必要性に応じる技能が必要になりました。そのためには、企業が持つこれまでの組織個人が持つ暗黙知を形式知化することで、組織で共有化し、業務の効率化やイノベーションの出現を容易にする環境を整え、組織を維持・発展させる手法を確立させる必要がありました。そのために考え出されたのが”技術経営”なのです。簡単に言えば、技術版MBAで、市場に新しい技術で新しいモノを創出するMBAの進化形といったところです。技術経営教育大学院の授業内容は格大学院ごとに異なっており、日本では学問的に確立しきっていないため、企業はMBAと同等かそれ以下に扱うところが多いようです。
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