Q&A 看護大学と看護専門学校は教育において違 …
2009年08月22日
Q.質問
看護大学と看護専門学校は教育において違いがありますか?看護大学(4年生)は、学士、看護師・保健師の受験資格がもらえる。看護学校(3年制)は、専門士、看護師の受験資格がもらえる。両方とも看護師の国家試験内容は同じだと思うが、学校での教育内容としては専門学校よりも看護大学のほうが看護について余分に学ぶ領域があるのでしょうか?あるとしたら、それが臨床の現場で差とならないのでしょうか?
2009年09月03日
A.回答
大学では、大学卒業という学歴を得るために必要な一般教養科目(どんな学部を出ても大卒はみんな勉強しています)を勉強します。専門学校は、職業技術を身につける学校なので一般教養科目はほとんどありません。なので高卒の教養のままということで、専門学校卒は一般的には高卒として扱われます。また、研究方法を学び自らの学習していくのが大学であり、専門学校の授業は中学・高校と同じ感じです。その点で、大卒者は自ら考える・医学や看護学の理論を身につける学習をおこなっています。専門学校は職業人として最低限必要な教育を覚えていくという学習になってしまっています。看護師になるための教育に大きな違いはありませんが、専門特化科目や専門関連科目といった名称で、国際看護学や災害看護演習、リハビリテーション看護学、プライマリ・ヘルス・ケア論など、専門学校では学ばないような看護学も学べるのが大学の特徴です。専門学校はこのような特殊な学びがない分、若干実習を長く行っています。その他、大学では全員が保健師の資格を取るために地域看護学という領域の看護学も学び実習にも行きます。地域看護学を学ぶことで、保健師、養護教諭(保健室の先生)、衛生管理者(企業の衛生管理)の3つの資格が取れます。また、大学によっては助産師や高校の先生(看護か保健)になるための授業もあります。まず臨床現場一年目では、どちらの学校を出ても大きな差はありません。技術も専門学校が上と言うことはほとんどありません(実習なれしているというのはありますが、現場では全く素人レベルですから即戦力なんていうのは専門卒の思い込みです)。2・3年看護師をしていると、伸びがいいのが大卒です。専門では習わない知識や、理論的思考がのびしろの違いかと思います。他の方も書いていますが、教養もコミュニケーションに大きく差がつきます。患者さんにもいまは大卒が多く、経済学や教育学などの教養があるのは話していて面白いと思います。
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